二カラグア、エル・サルバドルは中米の中でも特に貧しい国です。その国々で素晴らしい品質のコーヒーができています。 それでも国際相場での取引によって、生産者はいくら頑張って作っても貧しいままです。アロバーでは、毎年訪問しカップテストをして、品質に見合った価格で取引をするダイレクトトレードをしています。また、継続取引を大切にしています。今年買うけど来年は買わないというのでは生産者の収入は安定しません。この取組を続けることが貧困をなくすことに繋がっていると考えます。
ニカラグアやエル・サルバドルでは未だ読み書きができない子どもがたくさんいます。
学校があっても収穫期には働きに行くことがあったり、家計のために働き続けることもあります。また、教える先生の質の向上も必要です。
アロバーが継続的に買い付けを行いコーヒー豆を販売することで教育を受けるための必要なお金として積立られています。
美味しいコーヒーを作ってくれる生産国に少しでも恩返し(恩送り)できたらと考えます。
※スマイルトライアングル学びの場支援プロジェクトの詳細は下記にて
アロバーでは働いている人の8割が主婦の皆さんです。
子どもが小さい時期から一段落するまで、またその後に至るまでそれぞれの働き方があります。その働き方に応じてやりがいを持って働けるような就業規則の見直しや環境整備、スタッフ同士の助け合いで成り立っています。
お母さんがイキイキと笑顔であることが未来の子どもたちにとっても働くことの意味の実感につながると考えます。
2018年子育て行動計画策定企業認定
2019年素敵にたかまつ女性活躍企業認定
2021年家庭教育サポート企業認定
相場に左右されず品質に見合った価格での取引を継続的に行うことで一般的なコーヒー取引額の約3倍近くの金額が農家さんに支払われています。その農園で働く人たちもそうです。対等な取引で不平等がありません。 アロバーでは毎年同じ農園での買い付けをとても大切にしています。今後はこの取組を 広げていくことでより多くの不平等がなくなると考えます。